子連れ再婚の難しさを実感した瞬間

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年下夫と歳の差婚

反抗期の息子と夫のバトル

夫と長男は年齢でいうと、ひと回りしか違わない。

夫には、子供たちにとって頼りになる兄貴的存在になってもらえれば嬉しいと話していた。

しかし、現実はそんな理想郷のようにはいかなかった…

まだ入籍前の出来事です。
長男が中学生だった時、夫と大喧嘩になったことがあった。

キッカケはよく覚えていないけど、息子の偉そうな口の聞き方についてだったと思う。

反抗期に入り、生意気な口を聞くようになっていた長男をよく思っていなかった夫。
ある日、息子の発言に急に怒り出したかと思ったら、
突然!!
息子の首根っこを押さえつけて、怒鳴りつけた!
その手を振り払おうと抵抗した息子と揉み合いになり、後ろにあった襖ごと吹っ飛んで2人は床へひっくり返った。

一瞬の緊迫した事態に、私は無我夢中で2人の間に止めに入った。
あとで考えると怖かったけど、運良く私は2人の流れ弾(笑)には当たらなかった。
2人にもケガがなかったようだった。それだけは良かったと思った。

息子は興奮してそのまま家を飛び出て行った。
そのあとを夫がまだ文句を言いながら追いかけようとしたので、私はそれを止めた。
これ以上追い詰めないでほしいと言った。
お互いに頭を冷やす時間が必要じゃないかと。

携帯を持っていたので、すぐ息子にメールを送った。
少し落ち着いたら、帰っておいでと。
鍵も持たずに走り出て行ったので、玄関先に鍵を隠して置いておくからと。

夫と息子、どっちがケガをしても大変なことになってしまう。
一歩間違えれば、Yahoo!のトップニュースにだってなりかねない時代だ。

【母親の内縁の夫(16歳年下)からの虐待!!
なんて美味しそうな見出し!が頭をよぎる…
世間では、「またか!」 「ほら見ろ!」 的に非難ごうごうになるのが目に見える。

笑えなかった。
想像しただけでゾッとした…

一方、家では夫の怒りが収まらず、
自分は間違っていない、と言い張る。
夫が言うには、自分は反抗期はなかったし、父親に対してあんな口の聞き方をした覚えはない!と言って引かない。
夫の実家は、父親の威厳を大切にする家庭環境だったそうです。

私は子供のしつけに関して甘い方だと思う。
それは自覚している。
私自身、口の聞き方も悪かったし、親が放任主義(私が聞かなかっただけかな?)だったので好きなようにやってきたからだと思う。

本当の親子の場合でも、子供のしつけや教育の問題で意見が合わずに揉める夫婦が多いと聞いた事がある。

どちらが間違っているとかじゃなく、難しい問題だと思った。

私は何があっても、子供に手を出すのだけはやめてほしいとお願いした。

この「事件」後も、何度となく子供のしつけで揉めることがあったが、息子たちの育て方の主導権は今まで通り私ということで納得してもらった。
いや、実際は納得出来ていなかったと思う。夫がたくさんの我慢を強いられてきたのは、態度を見ればわかっていた。

私も常に状況を見て、夫が切れそうになる前に先回りして子供に声をかけたり、間に入って嵐を回避させてきた。
夫と息子が2人になる時間をなるべく作らないように気を配った

特に朝🌞
寝起きはみんな機嫌がわるい!
ここでぶつかると、不機嫌なまま学校や仕事に行く事になる。それは避けたい。1日のスタートは気分良く、家から送り出してあげないと。事故につながることだってある。

それでも子供の成長は早いので、息子たちは夫の怒るポイントをわかってきて、少しづつそれを回避できるようになっていきます。

子連れ再婚は簡単ではなかったー😓
私とのケンカより、子供のことでのケンカ(言い合い)が多かったと思う。

そして数年後に今度は二男の反抗期がやってくるのだ…
これはまた別の機会にお伝えできればと思います(*^-^*)

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