要介護1だとベッドはレンタル出来ない

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親の介護

例外給付」で要介護1でも介護用ベッドをレンタル出来た!

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母は【要介護1】だった。

圧迫骨折を繰り返していた母は、床に敷いた布団から起き上がる動作だけで、かなりの時間と腰への負担もかかっていた。
そろそろ介護用ベッドを入れてあげた方がいいんじゃないかと思って調べてみると、介護保険を利用してベッドをレンタルできるのは「要介護2」からだった💦

何とかならないかと、ケアマネさんに相談してみると、「例外給付」というのがあると教えてくれた。
通常なら要介護2以上でないと認められない福祉用具でも、医者がその必要性を認めると判断すればレンタルが出来るようになるそうだ。

早速、病院の先生にお願いして、その必要性を認めてもらった。
ケアマネさんもすぐに福祉用具導入の手続きを行って下さった。
順調に事が運び、母の部屋には母の体に合わせた少し小ぶりの介護用ベッドを無事に導入することができたのだ。
ベッドにはサイドレールもついていたので、立ち上がりや座るときにもちょうどいい手すりになると喜んでいました。

ベッドひとつでこんなにも楽になるとは思っても見なかったよ」と母は満足そうな顔で笑った。
昔から床に布団を敷いて寝る、という生活を送ってきた母は、最初はベッドを入れる事に乗り気ではなかったので、母の笑顔を見て安心しました。

原則では、要介護2以上の認定がある人でないと、介護保険を利用してのレンタルが出来ない福祉用具でも、必要性が認められればその限りではないということです。

例えば
・介護用ベッド
・車いす
・床ずれ防止用具(エアマットやクッションなど)、体位変換器
・認知症老人徘徊感知器
・移動用リフト
・自動排泄処理装置(要介護4.5対象)
などは要介護1や要支援の人は基本、介護保険でのレンタルは出来ません。

まずはケアマネさんに相談してみるのが一番だと思います。
介護保険でレンタル出来れば自己負担額1割で済むので(収入に応じて1~3割)かなり安く利用できますので(*^^*)

お風呂場用具は衛生的な理由でレンタルではなく購入になるそうです。
母のところでは、入浴用イス浴槽内に沈めるすのこを購入しました。
これも1割負担になりますが、購入額の上限が年10万円までなら9割が市町村から戻ってきます。それを超えたら全額自己負担になるのでそこが注意点だそうです。


トイレ内の手すりもレンタルしました。
壁に穴を開けたり工事が必要な住宅改修をしないで使えるものはないかと探してみたら、設置型のものを見つけることが出来ました。
便器を挟み込んで固定するタイプです。両側のひじ掛けは跳ね上げ可能なので掃除の時も便利でした。
母も立ち座りがとても楽になって、腰への負担が軽減されたとお気に入りでした。
玄関の上がりかまちの段差にも、設置型の手すりを置いてもらいました。


福祉用具をどれにするか決める際に、事前にパンフレットを見たり、ネットで調べたりしていましたが、最終的にはケアマネさんと福祉用具の営業の方が来て下さり、母の身体の状態を確認しながら、家の寸法にもあった適切なものをいくつかピックアップしてくれたので、その中から決めることが出来ました。
金額的な相談にも親身に乗って下さったので安心してお願いすることが出来ました。

自宅で生活を続けるうえで、適切な福祉用具を利用できたことは、母の自立を促し、安心でかつ安全の質が上がることにつながったと思って感謝しています。

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