介護施設での排便コントロール
≪便秘7日目≫
入居者のBさんは、なかなかハードな便秘症のおばあさん。
4日以上便が出ないなんてのは、ザラである。
この女性は食欲旺盛で1日3食ガッツリ召し上がる。
以前には、下剤を飲ませても出る気配がなく、便秘になって10日以上が過ぎたころに顔色まで悪くなってきて、あわてて病院へ搬送したこともあったそうです。
「センノシド」という排便を促す作用がある薬を毎晩服用しているのにもかかわらず、出ない日が続く、、、。
今日で7日目。
お腹はカッチカチ!!
看護師さんが屯用として5日目あたりから、ピコ(ラキソベロン)を飲ませているようですが、今のところ、まったく出そうな気配はありませ~ん💦
お腹のゴロゴロもなさそうです。
ここから出るまでは、毎日下剤を飲まされます。(それもスプーンに何杯も飲まされています)
以前勤めていた施設の看護師さんは、便が出なくなって3日もすると、ラキソを飲ませて「出す」ようにしていました。それでも出ない場合は「摘便」もしていました。
下剤を使うということが一概に良い方法だとは思えませんが、どうなんでしょうか。
入居者さんの体質や疾患によって効き目も違ってくるでしょうし。
施設の方針だったり、看護師さんの考えによって違いがあるのかもしれませんね。
私たち介護士からすると、オムツ交換時に便汚染があるなんてのは、大したことではないのです。
問題なのは、その便の量💩と形状なのだ!
7日分の便が一気に出だしたときに当たってしまうと、ご想像のとおり(想像を超えま~す😭)これが、大変な🚨😵💫、大惨事❗🆘に巻き込まれて(!?)しまうのです!!
そうです、下痢便じゃなくても6日も7日も溜まってた便が爆発する瞬間に当たってしまったときには、
「終わったな、、、(>︿<。)」
という心境になります。
訪問時間は、1人につき20分と決まっています。(人により30分の場合もある)
時間が過ぎると次の人の援助に入らないといけないので、基本、オーバーする事は許されません。(住宅型有料老人ホームでは、介護保険のケアプランに基づいて訪問介護として援助に入っているからです)
もし時間がオーバーしそうな場合は、ナースコールでリーダーに連絡を取り、状況を説明し、指示を仰ぐ(交代してもらう)ように言われているのです。
そうです、入居者さんが便まみれになっている状況でも基本は20分で片づけて次へ行けということなのです。
ムリでしょーーーーーがっ💦
そんな時に限って、ヘルプでナースコールを鳴らしても、手の空いている職員なんていないので(常に人手不足だし)、対応してもらえない現状なのです💧
だから、夕食後に援助に入る時には
「今日で何日便が出てないか?」
を必ずチェックして、その時のための準備を万端‼に整えて、援助に入ることにしています(ง •̀_•́)
気合いだーーーーーー❗❗❗