最近、施設にいる母に電話をしてみると、
「今、下の部屋に来てみんなと一緒にいるから、また今度ね!」
とすぐに電話を切られてしまうことが多くみられます。
『下の部屋にいる』というのはデイサービスに参加していると言う母の言い回しなのです。
母のケアプランによると、デイサービスの参加は週に5日となっており、休みの曜日も決まっています。
母のデイサービスが休みとなっている日に電話をかけているにもかかわらず、参加しているらしいのです。(⊙_⊙)??
(基本、その施設内でのデイサービスは週に7日実施されています)
どういうことかと、聞いてみると、
朝食のあと、母は部屋へ戻らずに、毎日、デイサービスの部屋へ行ってしまうようです。
まぁ、認知症の母が自分で、
「今日は月曜日だから、私はデイサービス休みの日だ。朝食が終わったら部屋に戻ろう」
とはなりませんからね😓
実際、そのまま居させてもらっている日もあるみたいです。(参加日じゃないのに…)
当然だけど、戻るように声を掛けられる日もあるようで、
「下の部屋に行ったら、〇〇さん(母の名前)は今日はお休みの日です!って言われたから自分の部屋に戻ってきたよ💢😠」
とむくれて私に電話をかけてくる日もあります😅💦
ほぼ毎日デイサービスへ通い詰めていると、やはり母も疲れて来るのでしょう。
ある日、
「もぉー!ここは休みがなくて、クタクタだよ!忙しすぎる!!」
と怒った口調で、私に電話をしてきました…😒
(そりゃ毎日休みなくデイサービス出てたら疲れるだろう)、と思いながら、
「お母さんは週に2日はデイサービス休みになっているんだからね。部屋でゆっくりと過ごす日も必要だよ」と言ってみた。
それに対して母は、
「部屋にひとりで居てもつまんないから、皆の集まっている場所にいた方がいいんだよ」
と強めに言い返してきたのです。
この言葉を聞いた瞬間、母の「寂しさ」を垣間見た気がしました。
母は母なりに、この施設で頑張って生きているんだと思うと、少しせつない気持ちになりました。
そして、
「そうだね、みんなでいる方がにぎやかだしね。でもムリしないで、身体を休める日も必要だからね」
と優しく伝えました。
間違っても、
「デイサービスの予定が入ってない日に無理言って参加させてもらっちゃダメでしょ!施設の人に迷惑かけちゃうじゃない」
などと言ったりはしません。(内心は思っています)
それでも、
母が元気でいてくれるからこそ、こんなやり取りが出来るのだ、と嬉しく思えてくる、ここ最近の母の様子でした^o^/